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IFCでは、パシフィック生殖医療センターにおける世界最先端の高度生殖医療(ART)プログラム全般のコーディネートを行っております。


1.体外受精(IVF)
2.顕微受精(ICSI)
3.着床前診断(PGD)
4.ギフト法(GIFT)
5.ジフト法(ZIFT)
6.受精卵、精子の凍結保存
7.アシステッド・ハッチング
(胚の着床を促す技術)

8.胚盤胞移植
9.男性不妊の診断と治療
10.精子バンク
11.その他の新技術


1
  体外受精(IVF)
 
【配偶者間体外受精】
体外受精

体外受精においては、排卵誘発剤を使用後、女性の卵巣から採取された卵子を、ペトリ皿の中で精子と受精させます。受精卵を培養器内で一定日数分割させた後、女性の子宮に移植(ET)します(胚移植)。体外受精・胚移植(IVF/ET)は、増え続ける不妊に悩まれるご夫婦への有効な選択肢となり、高度生殖医療の基本となっています。

妻の卵子と夫の精子による体外受精によって得られた受精卵を妻の子宮に移植する、という配偶者間体外受精プログラム(右上図参照)の他、卵子ドナー、代理母、精子ドナーなど第三者を関与させて行う体外受精プログラムもご紹介しております。

2
  顕微授精(ICSI)
 

顕微授精(ICSI)とは、重度の精子機能障害を持つ男性の治療のために開発されました。しかし、現在では、[1]採取できた卵子の数が少なかった場合、あるいは、[2]運動率、奇形率、精子数が基準に満たない場合についても適応となり、授精率を高める目的で幅広く安全に使用されている技術となっています。
この技術では、ラボラトリーにおいて選ばれた一精子が細いガラス針の中にとらえられ、卵子中に直接注入されます。ICSIでの授精率は、正常な精子数の男性の授精率と同等です。

3
  着床前診断(PGD)
 

着床前診断あるいは、PGD(Preimplantation Genetic Diagnosis)とは、体外受精サイクルにおいて使用可能な技術で、胚移植を行なう前に、特定の遺伝病のない受精卵のみを移殖する目的で使用可能な技術です。着床前診断においては、受精後3日目の受精卵から細胞を一つ取り出し、特定の遺伝子異常が見られないかどうかを遺伝学的に審査するものです。

▽更に詳しく
着床前診断プログラム

4
  ギフト法(GIFT)
 

体外に取り出した卵子と精子を一緒にして卵管内に注入する方法です。注入された卵子と精子は、体外よりも有利な卵管内で自然に近い状態で受精します。この方法は卵管にもどすので、せめて片方の卵管が通っていることが条件となる上、また腹腔鏡手術で腹部を切開することが必要となる為、一般の体外受精治療に比べ、患者の肉体的負担が大変大きくなります。

5
  ジフト法(ZIFT)
 

体外受精でできた受精卵を、腹腔鏡を使って卵管采から注入する方法です。GIFT法と妊娠率は変わらないものの、やはり片方の卵管が通っていることが条件となります。またGIFT法同様、腹腔鏡手術で腹部を切開することが必要となる為、患者の肉体的負担は体外受精にくらべ大きくなります。

6
  受精卵、精子の凍結保存
  受精卵については、新鮮胚を移植後、余剰胚を凍結し、将来の胚移植サイクルに備えて保存しておくことが可能です。受精卵は凍結された後、細いストローにいれてマイナス196度で保存します。

精子の凍結の場合、凍結保存液によるダメージ軽減の為あらかじめ洗浄した後濃縮します。洗浄・濃縮後液体窒素等により凍結し、保存します。

7
  アシステッド・ハッチング(胚の着床を促す技術)
 

アシステッド・ハッチング(胚の着床を促す技術)は、体外で培養された受精卵を包んでいる透明帯を顕微鏡下で薄くして「孵化」を助け、着床率を上げる方法です。
特に37歳以上の女性でこの透明帯が通常より厚くなっている為に受精卵が孵化できにくい場合があり、アシステッド・ハッチングは有効な解決法になっております。

8
  胚盤胞移植(ブラストシスト移植)
 

胚盤胞(ブラストシスト)とは、受精卵の、より発達した段階を指します。受精卵をペトリ皿で通常より更に2〜3日間長く培養させる事により、受精卵が子宮に移植される前にブラストシストへと発達するかどうか見極めます。培養液の中で追加日数を生存しブラストシストへと発達できる受精卵は、着床への高い可能性を持つ、強く健康な受精卵であると考えられています。ブラストシスト移植では、少なめの数の受精卵(一般的に2個のみ)が子宮に移植されるため、多胎妊娠の危険性を減少させます。

9
  男性不妊の診断と治療
 

今日では、男性要因不妊の大部分について、顕微授精(ICSI)によって有意義な結果を出せるに至りましたが、極めて重度の男性不妊要因がある場合、泌尿器科の専門医による施術が必要な場合もあります。

精巣精子採取法(TESE)においては、少量の精巣組織を部分麻酔下に取り出します。その後精子が取り出され、顕微授精(ICSI)により、各卵子中に注入されます。
以前に精管切除を受けた事のある男性や、男性生殖器官に先天的支障のある男性については、精巣上体精子採取法(MESA)と呼ばれる治療により、精子を副睾丸(睾丸に隣接している収集システム)から吸引します。

提携の泌尿器科専門医が、患者様にこれらの治療をご説明し、不快感を最小限に抑えて精子採取過程を行います。MESA、TESE、そしてICSIは、精管切除を回復する必要性を回避し、男性不妊の結果として体外受精(IVF)が行われるケースにおいて、ドナー精子を用いる必要性を大いに減少させました。

テューレック・クリニックと提携
男性不妊治療の世界的権威 ポール・テューレック医学博士略歴

10
  精子バンク
 

無精子症、絶対的精子減少症、精子死滅症等男性由来の不妊症及び遺伝的障害要因等が認められた場合、第三者からの精子の提供を受ける場合、精子バンクに依頼することとなります。この場合、精子提供者は、生まれてくる子供について何の義務も権利もありません。

11
  その他の新技術
 

米国では、自由な風潮の中で、あらゆる新しい生殖医療の新技術が研究されており、弊社がご紹介するプログラムでは、常にそのような最新情報を収集し、安全性が確立された治療法や技術については、いち早く積極的に取り入れております。

しかし、ニュースメディアなどで報道されている「新技術」の中には、まだまだ安全性が確立されていないもの、臨床現場で一般の患者様にリスクを与えずに施術できるような段階に至っていないもの、などが多く含まれております。特記するべきは、「卵子の凍結保存」と「核移植」でしょう。これらはまだまだ研究段階であり、安全に、且つ健康な胎児を期待できる妊娠を臨む手段として臨床応用するには、長い道のりと課題が残されております。弊社がご紹介するプログラムでは、このようなリスクの多い新技術については、名声や注目を浴びるための目的でご紹介することは一切致しておりませんのでご安心ください。

 
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