Q&A

男性不妊プログラム

Q1:FNAマッピングを受けるには、予め日本でmd-TESE を受けてからの方がよいのでしょうか?

A1:いいえ,md-TESEを受ける前にFNAマッピングを受けることの方が圧倒的に有意義です。その理由は、精巣にメスを入れることなく、FNAマッピングで両側の精巣の全域について精子が産生しているエリアを確認してから,md-TESEにより実際にメスを入れる部位を精子産生のある特定エリアに絞ることができるからです。非閉塞性無精子症という診断を受けたら、まずはFNAマッピングの可能性について弊社IFCにお問合せください。

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Q2:日本では、精子ドナーによる体外受精を受けることはできるのですか?

A2:2015年現在、日本では、精子ドナーによる「人工授精」治療のみが容認されており、体外受精は公には容認されていないようです。

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Q3:主人も私も日本人です。米国の精子バンクを利用して治療を受けて、青い目の子供が生まれるのは困ります。日本人の精子ドナーは見つかるのでしょうか?

A3:日本人精子ドナーの登録をお探しします。カリフォルニア州には、長年の実績がある大変信頼できる精子バンクがあります。精子ドナーの現在の顔写真は閲覧できませんが、そのドナーの幼少時の写真や詳細プロフィールを取り寄せることができますので、ご主人と共通点のある精子ドナーを探す試みをいたします。日本人精子ドナーは引く手あまたですから、登録と同時にすぐバンキングされていた精子がなくなってしまうことがあります。そのため、見つかったらお早めの決断が肝要です。

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Q4:精子バンクを利用する場合、主人は渡米せずに、私だけ行って治療を受けてもいいですか?

A4:いいえ、それではお受け入れできません。精子ドナーという第三者を関与させての治療プログラムであるからこそ、ご主人様の関与が重要です。ご主人様のお気持ちにより添い、治療に対しての認識を深めることで、将来のお子様と、父親となられるご主人様の良い関係を築くためのスタートとなるからです。初回渡米は、必ずご夫妻お揃いで渡米していただき、契約書やインフォームドコンセントもご夫妻お二人共に署名していただく必要があります。

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Q5:主人と私の血液型と合う精子ドナーを選びたいのですが、可能ですか?

A5:はい、ご指定の血液型の精子ドナーをお探しします。臓器の提供ではないので、医療上はどの血液型でも安全性も成功率も変わらないのですが、ご夫妻の血液型の組み合わせから生まれ得る血液型の精子ドナーを選びたい、というお気持ちは大変よく分かります。

ただし、AB型の人口比は、日本人全体のわずか6%ほどとなっており、精子ドナー登録者総数に対するAB型ドナーの比率も、同様に6%程度と、大変にわずかとなっています。そのため、AB型精子ドナーご指定の場合は、登録者が現れるまでに時間を要することが考えられます。

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