最新情報2004.01IFCニュース

新年のご挨拶 2004

皆様、新年明けましておめでとうございます。
本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

昨年2003年も、多くの方々にご支援いただき、IFCにとって大変実りの多い年でございましたことを皆様に御礼申し上げます。

まずパシフィック生殖医療センターにおいて、日本人ご夫婦のための「着床前遺伝子診断」のプログラムを2003年春に開始。一貫した日本語プログラムとしては全米で初の試みです。

次に、2003年11月に大阪にて開催された「第6回IVF研究会」にて『米国における日本人の非配偶者間ART(高度生殖医療)の現状』について講演させて頂いたことが契機となり、私共IFCがご紹介してきた米国における生殖医療プログラムを、更に幅広い皆様にご理解をいただくことができたのは、非常に喜ばしいことでした。

私共のように、「卵子提供プログラム」や「代理出産プログラム」の医療コーディネートを行っておりますと、これまでとかく誤解が多く、「卵子や代理母の斡旋(あっせん)をしている」という間違った解釈が一般的にされていたことが多かったと思われます。
しかし、今では、私共の業務が、「患者様のために行う治療のサポートであり、倫理的に熟考されたプログラム構成になっている」と、多くの方々からお褒めの言葉をいただき、これまでの長年の努力が報われた思いでした。

私共は、現在日本で自由に受けることができない医療プログラムを、米国で受けることができるよう、日本人の患者様のお手伝いをする、というのが大きな役割ではございますが、それと同時に、そのような治療が、いつか日本で自由に行われることができるようにと情報提供をしたり、医療関係者の方々へのコンサルティング/情報提供を行ったり、といった業務も行っております。
私共が願うのは、「世界のどこででも患者様が必要とする医療倫理的に正しい治療が受けられるような世の中になって欲しい」ということなのです。

新しい年を迎え、初心に戻り、皆様のお役に立てますよう、今後共一層の努力をして参りたいと存じます。2004年は、皆様の夢が叶う年になりますことをお祈り申し上げております。本年も、何卒宜しくお願い申し上げます

2004年元旦

イントロメッド,Inc.IFC社田ゆかり

関連情報