最新情報2010.08卵子提供

卵子提供プログラム:よくあるご質問にお答えします『何回トライすれば妊娠できますか?』

ご自身の卵子による不妊治療を長く続けてこられた方が卵子ドナーから卵子の提供を受けての治療に踏み切ろうと決断なさるとき、やはり気になるのが、何度トライしたらお子さんが授かるのだろう、という点だと思います。

弊社IFCでは、過去16年間の間に700組以上のご夫婦のお手伝いを終了しており、 そのうち95%以上のご夫婦が、最終的にお子さんを授かっている、という確固とした数字が出ています。

医療であり、人間の身体のことですから、どうしても100%にはならないとは言え、 この95%という数値は、驚異的、ともいえる素晴らしいものです。
卵子提供プログラムでは、どうしてそんなに高い確率で赤ちゃんを授かる可能性があるのでしょう?そして何回トライすれば赤ちゃんを授かることができるのでしょう?

卵子提供プログラムにおいては、20歳代の健康な女性から生命力の強い卵子の提供を受けますから、一回ごとの妊娠成功率が極めて高くなることが統計で証明されております。

弊社IFC提携クリニック、パシフィック生殖医療センターの一番最新の「卵子提供による体外受精における妊娠成功率」としては、初回サイクル、つまり新鮮胚移植の場合、1回の胚移植につき、胚盤胞を1個移植の成功率はおよそ61%、2個移植の成功率がおよそ75%以上という大変素晴らしい数値が出ています。(ただし、2個を移植すると、双子率が大変高くなってしまいます。)

つまり、これは、この『初回一回だけ』の新鮮胚移植サイクル挑戦で、移植する胚盤胞受精卵の数により、それぞれ61%、ないし75%以上の方が妊娠される、という事実を表しているのです。

つまり、IFC卵子提供プログラムでは、過半数をはるかに超える数の方たちが、一回目の胚移植で妊娠され、赤ちゃんを授かっていらっしゃる、ということになります。

更には、卵巣機能の状態が良い若い卵子ドナーさんから卵子提供を受けますから、一回の採卵で、多くの卵子が得られるのが一般的です。つまり、ほぼ100%に近いケースにおいて、新鮮胚で移植した受精卵の他にも、良い状態の受精卵が得られますから、このような余剰胚は、後日のトライのために凍結保存しておくことができます。

つまり、卵子提供プログラムにおいては、一回の卵子ドナーさんからの採卵サイクルで、複数回分の挑戦ができるようになるのがごく一般的なのです。

上記の通り、私共の卵子提供プログラムにおいては、胚盤胞一個の新鮮胚移植でおよそ61%、双子さんが多くなってしまうものの胚盤胞2個の新鮮胚移植ではおよそ75%以上の成功率を挙げていますから、初回で妊娠される方はそれらの数字の通りです。
そのような方たちは、2、3年凍結胚を保存しておき、上のお子さんに手がかからなくなった頃に、第二子に挑戦される方が大変多くなっております。

初回の新鮮胚移植の際に、確率のいたずらで、残念ながら妊娠に至らない側に入ってしまった方の場合は、後日凍結胚を解凍して移植することができます。
凍結胚移植サイクルでは、2個の移植でおよそ60%の成功率、1個の移植でおよそ49%の成功率ですから、初回の新鮮胚移植で妊娠に至らなかった方も、凍結胚の利用で妊娠されておられるケースが極めて多くなっている、ということになります。

もちろん、凍結胚移植サイクルにおいては、ドナーさんなどの費用が発生しませんし、 体外受精を一からやり直す必要もありませんので、費用も一回目に比べて格段に少なくてすみます。凍結胚移植サイクルは、医療費・手数料・薬剤代金・航空券などすべて込みで、一回につき80万円ほどで可能となっております。

『自分も卵子提供を受けたら妊娠できるだろうか?』
そんなご質問をお持ちの方は、どうぞお問い合わせください。過去の治療歴などを伺いながら、『それぞれのご夫婦にとって一番適切な』治療となるよう、詳細ご相談をさせていただきます。

弊社IFCでは、東京オフィスにてご相談をお受けしております。
日本在住のご夫婦がわざわざ渡米される前に、卵子提供プログラムに進むかどうかをご決断される前に、ご夫婦には日本国内のIFCオフィスにて予め詳細ご相談の上、じっくりご検討いただけますのでご安心いただけるかと存じます。

IFC東京オフィスの担当者がお電話あるいは直接面談(全予約制)にてご相談をお受けいたしますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。お待ち申し上げております。

関連情報