最新情報2015.02代理出産

「代理出産プログラム」についてのお知らせ

米国の代理出産プログラム参加ご希望のご夫妻が多い中、このようなお知らせをすることは大変心苦しいことではございますが、米国『外』在住のご夫妻が代理出産プログラムにご参加されるにあたり、代理母並びに出生するお子様についての加入可能な医療保険が安定しておらず、充分とは考えられないため、現時点では、代理出産プログラムの新規お申込みは、『カリフォルニア州居住権を持つ米国市民・永住権保持者のご夫妻』に限らせていただくこととなりました。

法的にも生殖医療技術的にもこちらカリフォルニア州において代理出産プログラムは続行できる状況には変わりありません。何とか引き続き米国外在住の日本人患者様のためにもお手伝いできるようにと、あらゆる面から調査を行い可能性を模索して参りましたが、日本在住者を含む米国『外』居住者のケースにおいて、米国で代理出産を実施する際、出生するお子様並びに代理母に万が一の不測の事態が起こったときに最善の手段にていのちを守ることができる医療費を賄えるような保険の存在が安定しておらず、現時点では、米国外在住者が代理出産プログラムにご参加されるには適切な環境が整っていないと考えざるを得ない状況です。

代理母及び出生するお子様の医療費を部分的に賄う保険に類似したプログラムは存在するものの、補償される金額の限度額が低いため、また米国の医療費が高額なために、早産による新生児の集中治療室への長期入院等最悪の場合には一億円相当単位の、余りにも膨大な医療費の支払いリスクが発生する可能性がご参加されるご夫妻に出る可能性は否定できない、というのが厳しい状況です。

このような状況を踏まえ、代理出産プログラムを必要としておられる日本のご夫婦のために、いつの日か、近い将来に日本国内で代理出産が容認されることを願っております。

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