卵子提供体験談2007.09体験談

北陸東海地方のE様より:卵子提供プログラム体験談「あきらめなくてよかった。無卵子の診断を乗り越え息子を授かった僕達」

今、僕は息子の寝顔を見ながら投稿しています。
ここまで来るのが、本当に長かったです。
妻は無卵子のため、子供はできないと医者から言われて諦めていた2人に、子供が産まれてきてくるなんてまるで夢をみているようです。
それは、夢でなく現実です。

子供が欲しいために、辛い不妊治療を様々な病院に通い、最後の不妊治療をお願いした医者から卵子提供という道も検討してみたら?という一言から始まった事を思い出しました。
妻はどうしても子供が欲しいという考えで、僕は新婚時代の時は子供が授かればいいなと思っていましたが、治療の結果で妻が子宮が正常でも無卵子である事がわかった時点で、2人で生きることもいいかと思い始めていました。

一方妻は諦めるどころか、友人や姉たちが出産したのを聞く度に悔しい思いや辛い思いをしているのを見ている僕としては、複雑な気分でした。
でも、子供を授かる事は無理と言われた不可能な事が卵子提供という道もあると聞いて、 やはり欲しくなった自分がいました。

インターネットで調べたら様々な会社や病院もあり、どれにお願いしようかと夫婦で悩んだ事もありました。
色々な観点から検討し、結果的に、信頼できると思ったのがIFCでした。
貴社にお願いして本当によかったと今でも思います。
初めての挑戦で授かる事が出来ましたが、もし授かる事が出来なくても、夫婦でアメリカに渡米し、忘れられない貴重な体験を得て2人で生きる事もいいかと思い直した事もありました。

あきらめないという事が、今こうして2人の夢であった子供が産まれてきてくれました。

授かった命を2人で大事に育てようと誓いました。
不安もありましたけど、IFCを信じてよかったと息子が産まれた今でもそう思います。

胎児の栄養も考えて妊婦用ビタミン剤を処方してくれたり、ささいな不安や心配をメールしたら、安心させてくれるような内容で頑張ろうという気持ちになったり、妻の気持ちを優先に考えて下さり、全体的に感謝しています。

二回目の渡米の時に受精卵を妻の子宮の中に入れた瞬間、妊娠判明、超音波で始めて胎児が見えた瞬間、妻のつわり、胎動を感じた瞬間、息子と会った瞬間、息子の身の回りの世話をしている瞬間、息子の寝顔を眺めている瞬間、それ程のすばらしい感動を与えてくれたIFCに感謝しています。

川田さんという社長の人柄も気に入ったり、スタッフの気遣いや、和実先生のカウンセリングで勇気付けられたり、この道で有名なハーバート先生の治療も私達にとってプラスになりました。
英語が出来なくて不安でいた2人でも、スタッフの皆さんがいろいろと気を遣ってくれたり、情報を教えて下さったために、サンフランシスコの素晴らしさを味わう事ができました。

お陰さまで息子は二ヶ月になり、これからの成長ぶりが楽しみです。僕達の夢を叶えてくれてありがとうございます。

そして、お願いするであろう皆さんも同じように生命を授かってくれるようにと願っています。以前の妻の苦しみと同じように味わった人は少しでも減って欲しいです。
ホルモン注射を辛そうに打っている妻が、辛くても頑張っていた事を今でも忘れられません。それと同時に、我々のために自分の卵子を与えてくれていたドナーさんに感謝の気持ちでいっぱいです。