卵子提供体験談2015.09体験談

卵子提供プログラム体験談:初回渡米を終えて~ビタミンDの重要性

初回渡米検診の際は本当にありがとうございました。
滞在中もとてもリラックスして医療面接とSF観光を楽しむことができ、夫婦ともども大変感謝しています。
てっきり私たち1組と思っていたのですが、他にも多くの患者様がおられ、分単位でのスケジュールだったとのこと、プライバシーに配慮され頭が下がります。

とりあえず帰国後は、山のような書類に目をとおして準備を進めてまいりますね。
しかし、このボリュームなので、この翻訳と付箋がないと大変です。

単に着床を目指しているだけではなく母体へのリスク回避にも十分に気を配り、健康な赤ちゃんを得るための最善を尽くすPFCの治療哲学は診察内容からもよくわかります。
特に、今回大変感心したのがビタミンDの問題です。実はまだ多くの日本人に知られていないというか、一般の妊婦さんにもまだ充分に啓蒙されていない部分もあるのではないかと想像しています。

若い方はみな、肌をきれいに保つため紫外線をブロックしてしまうのが習慣となっており、このため紫外線の作用を受けて肌で生成される活性化型ビタミンDが不足しています。
日本の大学で行われた若い女性を対象とした調査でも、PFCで指摘されたように多くの方でこのVitD不足が証明されてしまいました。(もちろん、だからといって、紫外線の影響がありすぎると別のリスクが出てくると思いますので、紫外線を適切にブロックするのは大切なことだと思いますが。)

ビタミンDは胎児の発育には重要な物質であるとされているわけですし、日本でも現実の臨床で葉酸の補充の他に、ビタミンDの補充ももっと積極的に考慮された方がよいのかもしれないと感じました。
PFCは日本人以上に日本人独特の問題も熟知されているのですね。

私自身も、ホルモンの研究に携わった経験があるのでこの問題を知っていたものの、それでも測定すれば多くの日本人と同様、ビタミンDは低いレベルのはずです(笑)

クリニックの雰囲気や川田社長さん、スタッフのみなさんの人柄を拝見して、このプログラムを選んで間違いなかったと確信しています。

ハーバート先生にもよろしくお伝えください。(痩せられていたので、写真よりとても精悍な印象でした!!)
これからもどうぞ、よろしくお願い申し上げます。


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