最新情報2008.05男性不妊

男性不妊/無精子症治療の世界的権威テューレック医学博士との提携開始

この度、IFCでは、『男性不妊/無精子症治療』の世界的権威・ポール・テューレック医学博士(THE TUREK CLINIC)との提携を開始いたしました。この提携により、一度は日本で『無精子症』という診断の範疇に入った方に対しても、ご自身の精子による治療を諦めてしまう前に、あるいは、精子ドナーバンク利用に進む前に、「精巣内精子のマッピング」という最先端医療技術により、もう一度ご自身の精子による治療の可能性を追求することができるようになりました。これは男性不妊でお悩みの日本の患者様にとって大変な朗報です。

『顕微授精(ICSI)』が一般的に行われている今、日本でもアメリカでも、精子数や運動率等の問題で男性不妊要因があるとされているご夫婦も、赤ちゃんをその腕に抱くことができるようになってきております。

しかし、「無精子症」という診断を受ける男性も、実は大変多くいらっしゃいます。
そんな方は、「ご自身の精子によるお子さんを諦める」という結論に至り、そのままで諦めてしまう方も多いようです。また、もし治療を続けることを希望する場合は、ドナー精子による治療を検討する方向で指導を受けることになることも多くあるようです。

しかし、諦めるのはまだ早い場合もあるかもしれないのです。

「無精子症」という診断を受けた場合、その字のごとく「精子が全く無い」と受け取ってしまいがちですが、実は、そうではない場合があるのです。精液中に精子が認められなくても、精巣から精子のある場所を探して採取する技術が存在します。そのような「精巣内精子のマッピング」の先駆者であり、世界的権威が、この度、IFCが提携を行った、テューレック医学博士なのです。

「非閉塞性無精子症(NOA)」といった診断を受け、一旦は、顕微授精さえ諦めてしまった方もいらっしゃるかもしれません。しかし、テューレック医学博士は、その「ほとんど無いがどこかにあるはず」の精子の「マッピング」、つまりは精巣内の組織のどこにその貴重な精子が存在するか、を探し当てる最先端技術を開発した医師なのです。

日本では現在、「AID」あるいは「DI」、つまり精子ドナーから精子の提供を受けて人工授精を受ける、という治療プログラムが行われていますが、現在、ドナー精子による「体外受精」は認められていません。

『お子さんを諦める』或いは『ご自身の遺伝的お子さんを諦め精子ドナーによる治療へと進む』という最終決断をする前に、一度テューレック先生によるセカンドオピニオンを受け、現時点での最先端技術によりご自身の精子が見つかるのかどうか、そのあたりを確認してから最終決断をされるのが最善なのではないでしょうか?

テューレック医学博士のクリニックは、IFCサンフランシスコ本社と同じビル内に位置しておりますので、日本からおいでになる患者様には、充実した治療検診をプライベートな環境で迅速に受けていただくことが可能となっております。

テューレック医学博士について:詳細はこちらへどうぞ> Paul Turek, MD

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