最新情報2018.07治療プログラム

世界初の体外受精ベビー、ルイーズ・ブラウンさん満40歳に

今年2018年7月25日は、世界初の体外受精ベビーである、ルイーズ・ブラウンさんの満40歳のお誕生日でした。英国で1978年に生まれたルイーズさんは、当時「試験管ベビー」などと呼ばれ、世界の視線がこの一人の女の赤ちゃんに集中したものでした。

ルイーズさんの誕生から40年経った今では、すでに世界中で600万人以上の体外受精ベビーが生まれてきているとのこと。体外受精は、不妊治療の中心的存在として多くのご夫婦の「赤ちゃんを授かる」という夢を現実にしています。

ルイーズさん自身は、結婚し、自然妊娠で二児の母となったとのことです。そんな事実そのものを聞くことで、とても嬉しく、安心しますね。

時事通信によると、満40歳の誕生日を目前に記者会見を行なったルイーズさんは、体外受精治療の功績は何か問われ、「家族を築く機会になること。(通常では赤ちゃんを望めない人や周りの)みんなを笑顔にする」と回答したとのことです。そして、「私の母親にできたのだから、信じれば成し得る」と不妊治療に臨む人にメッセージを送ったとのことでした。とても勇気付けられる言葉ですね。

私達IFCの活動は、今年で23年となります。ルイーズさんの存在そのもののまだ半分を超えたぐらいではありますが、その23年の中で、多くの生殖医療の発展を目の当たりにしてきました。

  • 三日間培養胚から胚盤胞移植へ。
  • 一般体外受精(顕微授精)から、着床前診断同時実施へ。
  • 散発的な染色体異常を事前診断するだけではなく、常染色体劣性遺伝の合致がないかどうかも調べるHORIZONの適用へ。

文字通り日進月歩の生殖医療の分野で、私達IFCは、親日派の名門クリニックであるサンフランシスコ・パシフィック生殖医療センターと共に、これからもずっと、皆様の「一日も早く健康な赤ちゃんを安全に授かる」という唯一の目的に向かって、ご一緒に全力を尽くして参る所存です。

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